自然からの賜りもの。

Eye-catching, vivid colors.
A deep color that sometimes gives off a hint of reddish hue.

Indigo is a color that holds infinite possibilities.
At Watanabe's, we handle everything from indigo cultivation, harvesting, drying, and fermentation (making indigo dye) to preparing the dye solution, dyeing, and product production.

And in every step of the process, we aim to bring out and polish to the fullest the indigo color that is innate to each and every leaf.

The indigo color that continues to grow for over 100 days,
It is said that if it continues to be used in daily life, its color will not fade for a hundred or even a thousand years.
In addition, as it is continually washed by the hands of those who use it, it becomes even more unique indigo.

We think it's very beautiful.

令和六年 霜月 ワタナベズ

蒅藍建てキット

2024.12.13
「蒅藍建てキット」は、日本の藍染め職人たちが古くから受け継いできた、染色液を発酵させてつくる藍建ての手法「天然灰汁発酵建て(てんねんあくはっこうだて)」を、子どもから大人まで誰でも自宅で体験できるようにしたものです。

多くの方に藍(すくも)の発酵染色を楽しんでいただけるよう、「蒅藍建てキット」は5年の歳月をかけ、130回もの試作と改良を重ねて完成しました。

染色だけでなく、発酵の様子を観察することで、日本の藍染め文化の奥深さを存分に感じていただけたら幸いです。

※4サイズを展開
・ミニキット  1.2L/1.5L
・小キット   15L/20L
・中キット   30L/45L
・大キット   60L/75L

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Watanabe's Blue

藍染製品

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2024.10.15
Watanabe’sの青は、有機堆肥を使用した土づくりから始まります。

栽培中は除草剤や駆虫剤を使用せず、土壌の健康を維持しながら肥沃度を高めています。これにより、圃場の生態系が豊かになり、病害虫の発生も抑えられています。

自然やこの土地の恵み、そして地域の方々をはじめ、関わるすべての方々のつながりによって育まれる藍には力強い青が蓄えられます。真夏に収穫を迎え、葉と茎に選別を行う「藍粉成し」を経て、天日により葉藍を乾燥させます。

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2024.10.15
藍染の原料となる蒅は、畑で収穫し乾燥させた葉藍を寝床に広げ、水を打ち、満遍なくかき混ぜ発酵させることでつくられます。

「寝せ込み」という始まりの日から百日以上、十数回の「切り返し」を経て生まれる蒅。発酵のピーク時には蒅の中心部は摂氏70度ほどにもなり、寝床全体には湯気が立ち込め、むせ返るほどの強い匂いが漂います。

五感を使ってよく観察し、発酵の様子をつぶさに感じ取る。人の目には見えないものの、寝床の中は生き物の世界に満ちています。

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2024.10.15
蒅、木灰汁、貝灰、麩という天然材料を原料とし、仕込みから約2週間かけて発酵を促しながら、徐々に濃度を上げていきます。

Watanabe’sではこれを「蒅藍建て」と呼び、日本の伝統的な発酵技術を用いています。

染色液の中には、まるで生態系の星を眺めているような菌の世界が広がっていて、その中では社会が形成され、村があり、生き物としての営みが存在しているように感じます。そうした生命の営みが、私たちの藍に豊かな青をもたらしてくれるのです。


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Watanabe's Blue

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