蒅藍建てキット(ミニキット)液量 1.2L / 容器 1.5L
蒅藍建てキット(ミニキット)液量 1.2L / 容器 1.5L
蒅藍建てキット(ミニキット)液量 1.2L / 容器 1.5L
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蒅藍建てキット(ミニキット)液量 1.2L / 容器 1.5L
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蒅藍建てキット(ミニキット)液量 1.2L / 容器 1.5L

通常価格¥5,000
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ミニキット( 液量 1.2L / 容器 1.5L )

天然灰汁発酵建て(てんねんあくはっこうだて)」、日本の藍染めについて、発酵の仕組みや過程を楽しく学ぶことに特化した商品です。

初めての方や経験者の練習用としても最適です。染色だけでなく、日々の染色液の記録や変化を記入し、観察も楽しんでください!

染色の使用期間は、発酵染色液の管理状況や染色量によって異なります。ミニキットの使用期間目安は1ヶ月〜3ヶ月と想定しています。Watanabe'sの実績では、6ヶ月使用可能です。

推奨される容器、温度計、pH計などをご用意ください!

この染色方法では、微生物の発酵によって藍染液が還元状態になります。その結果、藍の色素が布に染まりやすい形に変化し、染色が可能になります。

ただし、藍染液の状態は日々変化します。発酵菌の働きは気温やpH値などの環境に影響を受けやすく、その日の染色に適した状態かどうかを自分で見極めることがとても大切です。

○記録用シートのフォーマットはこちらよりダウンロードしてください。
(表示されたjpgファイルを右クリックで保存してください)
記録用シート(表紙)ファイル1
記録用シート(1ページ目以降)

たとえば、

  • 今日はどのくらい染めらるのか?
  • いつ、どんな手入れが必要か?

といったことを判断するために、温度計やpH計などの道具の使用をおすすめしています。

商品購入後の保管方法

  • 商品は、購入後なるべくお早めにお使いください。
  • 保管の際は、ふすまは冷蔵庫で保存してください。蒅(すくも)、貝灰、木灰は直射日光を避け、風通しの良い場所で保管をお願いいたします。
  • 蒅(すくも)が湿気ると、藍建ての際に発酵がうまく進まない場合がございます。

注意事項

  • 藍染液の量が推奨以上の場合、発酵のバランスが崩れ、色が思うように出ない、または液の寿命が短くなる可能性がございます。
  • 藍染液の量が推奨以下の場合、染色可能なスペースが狭まり、小さなものしか染められなくなる場合がございます。
  • 安定した発酵環境を維持するには、一定の液位を保つことが必要です。
  • 発酵菌の状態や染色品頻度により使用期間が変わります。

洗濯の際に使用する洗剤は中性洗剤を使用し、蛍光増白剤や漂白剤の入っていないものをご使用ください。

購入後最初の2、3回の洗濯は中性洗剤を適量いれたお湯( 40度程度 )で、優しく手洗いすることをおすすめいたします。

本藍染製品は、染色後に可能な限りアク抜きと天然色止め加工を施しておりますが、使用時の激しいこすれなどにより、色移りする可能性があります。

洗濯時に茶黄色の色素が出る場合がありますが、これは藍染特有のアク成分で、洗濯を繰り返すうちにアクが抜け、天然藍染特有の鮮やかな色味が増していきます。

製品は全て手作りのため、色や柄の出方等がそれぞれ異なります。

日光などの紫外線にアクが反応し変色する可能性がありますので、紫外線を避けて保管してください。

2024.10.15
Watanabe’sの青は、有機堆肥を使用した土づくりから始まります。

栽培中は除草剤や駆虫剤を使用せず、土壌の健康を維持しながら肥沃度を高めています。これにより、圃場の生態系が豊かになり、病害虫の発生も抑えられています。

自然やこの土地の恵み、そして地域の方々をはじめ、関わるすべての方々のつながりによって育まれる藍には力強い青が蓄えられます。真夏に収穫を迎え、葉と茎に選別を行う「藍粉成し」を経て、天日により葉藍を乾燥させます。

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2024.10.15
藍染の原料となる蒅は、畑で収穫し乾燥させた葉藍を寝床に広げ、水を打ち、満遍なくかき混ぜ発酵させることでつくられます。

「寝せ込み」という始まりの日から百日以上、十数回の「切り返し」を経て生まれる蒅。発酵のピーク時には蒅の中心部は摂氏70度ほどにもなり、寝床全体には湯気が立ち込め、むせ返るほどの強い匂いが漂います。

五感を使ってよく観察し、発酵の様子をつぶさに感じ取る。人の目には見えないものの、寝床の中は生き物の世界に満ちています。

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2024.10.15
蒅、木灰汁、貝灰、麩という天然材料を原料とし、仕込みから約2週間かけて発酵を促しながら、徐々に濃度を上げていきます。

Watanabe’sではこれを「蒅藍建て」と呼び、日本の伝統的な発酵技術を用いています。

染色液の中には、まるで生態系の星を眺めているような菌の世界が広がっていて、その中では社会が形成され、村があり、生き物としての営みが存在しているように感じます。そうした生命の営みが、私たちの藍に豊かな青をもたらしてくれるのです。


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